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「THANATOS-IF I CAN'T BE YOURS-」(タナトス・イフ アイ キャント ビー ユアーズ)は、映画『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に』の主題歌である。1997年8月1日にスターチャイルドから発売されたLOREN & MASHとARIANNEのシングル「THE END OF EVANGELION」(ジ・エンド・オブ・エヴァンゲリオン)が初出。 == 概要 == 1997年7月19日に公開された『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に』 の劇中、第25話「Air」の最後で螺旋状にスクロールされるスタッフロールに合わせて流れる曲である〔1998年8月12日発売の「新世紀エヴァンゲリオン Genesis 0:13」(VHS、LD)、1999年1月22日発売の「新世紀エヴァンゲリオン Volume 7」(DVD)に収録されている第25話「Air」ではショートバージョンがエンディングとして流れる。なおスタッフロールは螺旋状にはスクロールしない。〕。 本曲が収録されたシングルは、オリコンシングルチャート最高2位を記録した。これはエヴァ関連のシングルCDの中で最高記録である。なおアニメソングではなく洋楽として販売された。 作曲を手がけた鷺巣詩郎によると、発注されて制作した曲ではなく、『』の制作後、前述の劇場版へ向けて緊張感を保つため、自主的に制作したとのこと〔「NEON GENESIS EVANGELION:S2 WORKS」ブックレット掲載インタビューより〕。 原曲は、本編用の劇伴として作曲された"THANATOS"〔サウンドトラック集「NEON GENESIS EVANGELION II」の17曲目に収録〕の前半部で、これに英語の歌詞をつけたものである。 また、「THANATOS」(タナトス)とは、ギリシャ神話に登場する死を司る神のことで、テレビシリーズの第弐拾参話『涙』で印象的に使われ、死への衝動や涙を想起させる。 本作では、男女の哀切な別れを描いており、最後では"What am I, if I can't be yours"(あなたのものになれないなら、私には存在する価値もない)と歌われている。 2006年5月24日に『魂のルフラン』と両A面扱いでマキシシングルが発売された。カップリングに新たにリミックスされた「THANATOS-IF I CAN'T BE YOURS-“Nine Years After Mix”」が収録。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「THANATOS-IF I CAN'T BE YOURS-」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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